■枸杞子くこし(くこの実)
ナス科。クコおよびナカバクコの成熟果実。食味=辛。食性=平。強壮薬として疲労や無気力、頭痛、目の疲れによい。また15種類以上のビタミンやミネラルを含み、肝機能を高める働きがある。
(使い方)
ドライフルーツとして、そのまま食べられます。料理に用いる場合は、日本酒やリキュール類にしばらく浸しておくと、やわらかく戻ります。スープや煮物の場合、火を止める直前にそのまま入れるとすぐにやわらかくなります。
サラダ、和えもの、お菓子などに向いており、美しい彩りとレーズンのような甘酸っぱさがどなたにも好まれます。
1回の使用量は4人分で大さじ1〜2が目安。
|
| |
■海松子かいしょうし(松の実)
マツ科の高木、チョウセンゴヨウマツの種子。食味=甘。食性=温。滋養強壮、滋潤薬、から咳、頭痛、便秘などに効果的なことから美肌に最適な生薬。
(使い方)
油をひかない空鍋で、香ばしくキツネ色になるまで空炒りします。
スパゲッティ、サラダなどさまざまな料理の仕上げにあしらいます。
1回の使用量は4人分で大さじ2が目安。
|
| |
■竜眼肉りゅうがんにく(リュウガンの実)
ムクロジ科のリュウガンの果実を半乾燥したもの。食味=甘。食性=平。
鎮静、滋養強壮作用がある。
貧血、健忘症、不眠症に用いる。カリウムや食物繊維も豊富。
(使い方)
ドライフルーツとして、そのままお食べください。
軽くほぐして、炒め物や和え物などに加える。お菓子類にも向いている。
|
| |
■銀耳ぎんじ(白きくらげ)
シロキクラゲ科。シロキクラゲ(きのこ)。食味=甘。食性=平。
咳、のどの痛み、胸部の痛み、生理不順、美肌によい。滋養強壮作用もあり、便秘の特効薬としても人気。
(使い方)
水に浸すと2〜3分で戻り、倍以上のかさになります。
軸の固い部分は切り落とし、手で食べよい大きさにちぎります。生のまま食べることもできますが、その場合、さっと湯通しします。
どんな料理とも相性が良く、万能な生薬です。鍋物、汁物、卵とじ、炒め物、デザートなど幅広く使えます 。
1回の使用量は4人分で2〜3gが目安。

|
| |
■紅花こうか
キク科のベニバナの管状花。食味=辛。食性=温。体を温めてくれるので、婦人病、冷え性、更年期障害などに効果的。
また血液をサラサラにして、生理をスムーズにしてくれる。
活性酸素除去作用もある。
(使い方)
そのままでいろいろな料理の仕上げにふりかけると彩りもあざやかで美味。
また、てんぷらの衣などに混ぜて用います。
|
| |
■蜂花粉はちかふん
ミツバチが集めてきた花粉を乾燥させたもので、女王バチは蜂花粉を集めてロイヤル・ゼリーを作る。
食味=甘。食性=平。蛋白質、脂肪、必須アミノ酸類、ビタミン、ミネラル、核酸(DNA,RNA)、酵素などを含む高栄養食品。
ロイヤルゼリーと同じ働きを持ち、免疫力を高める。解熱作用があり、 子供の成長を高め、美容にも良い。花粉症にも効果があると用いられている。
(使い方)
サラダやフルーツ、ヨーグルトなどにふりかけてお召し上がりください。また花粉症予防、栄養食品として、 毎日、ティースプーン1杯をそのままお食べ下さい。1歳以上のお子様にもおすすめです。
|
| |
■大棗たいそう(ナツメ)
クロウメモドキ科ナツメの成熟果実。食味=甘。食性=平・温。滋養強壮作用、補血作用、利尿作用がある。抗ストレス作用があり、精神安定によい
。
筋肉の痛み、過敏症などにも用いる。
(使い方)
エキスをとる⇒なつめ5個と水1カップをホーロー鍋に入れ、沸騰後、静かに煮立つぐらいの弱火で20分煮出して、エキスをこし取る。
これを煮汁やたれに加えて用いる。
残ったエキスは、冷蔵庫で2日ぐらい保存がきく。果実を食べる⇒スープやお粥、煮物などの料理に加えて、火を通し、お召し上がりください。甘味があるのでデザート類にも向いています。
|
| |
■山査子さんざし
バラ科のサンザシおよびオオサンザシの成熟果実。
食味=酸・甘。 食性=平〜微温。
消化を助けるほか、鎮静、抗菌、強心作用があり、血圧降下作用、脂肪分解作用により肥満にもよい。
(使い方)
・乾燥果実を刻んであるものは、お茶パックに入れ、スープにご飯に加えて使 います。
・粉末状のものは、きな粉と混ぜて、葛餅やわらび餅などにかけるとよく合います。また、和え物や炒め物のたれに加えるなど用途が広い。
1回の使用量は、4人分で粉末なら小さじ1〜2程度が目安。
|
| |
■金針菜きんしんさい
ユリ科のホンカンゾウのつぼみを乾燥させたもの。食味=甘、辛。食性=平。
利尿、血液浄化作用がある。
鉄分がほうれん草の10倍もあることから貧血予防、精神安定などにも効果的。
(使い方)
水に20〜30分つけて戻します。花軸をそろえて、根元の硬い部分を1cmぐらい切る。お浸しなどでそのまま食べるときは、さっと茹でて使う。
煮物などには、戻してそのまま加える。
|